ブロンプトンの時間です。

brompton 英国産・折りたたみ自転車のネタです。

軽量化パーツ

軽量化パーツにアルミ、カーボン、チタン等がありますが、アルミは比重2.71、カーボンの比重は重くても1.8、チタンは比重4.51で鉄は7.87です。どれも鉄と比べると、軽くて、腐食しにくい、強度も高い?お値段も高いし見た目もかっこ良いですよね。

ブロンプトンのパーツで良くみかけるチタン  パーツ、チタンボルトで強度が高いのは、材質が64チタンと呼ばれるものです。チタンも色々あって安物はグレードの低いチタンなので強度はブロンプトン純正のボルト以下かもしれません。せっかく,お金を払って買ったのに性能が下がるという悲しい結果になりますし、最悪、ボルトが破損し事故になることも考えられます。ブロンプトンのフレームは何故クロモリフレームなのにあんなに太いのか?シートポストは31.8mmですし、ヘッドパーツも1-1/8インチです。

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例えば、写真はステムのボルトですが12.9の高強度のボルトが使われています。ブロンプトンはステムもシートポストも長い(普通の2〜3倍くらいあります。)ので、てこの原理でかなりの負担がかかるわけで、ヘッドパーツに1-1/8インチにしている理由もシートポストの31.8mmなのもわかります。太くないとたわんだり、強度的に無理なんでしょうね。だから、自転車のサイズのわりに重くなるんですが😔 ステム のボルトやリアフレームのアクセルシャフト等、負荷が高い部分のチタンパーツもネットで売ってたりしますが、まともなチタンなんでしょうかね🧐 走行中にステムの根元が折れるとかリアフレームが外れるとか、ゾッとしますよね。ブロンプトンは誰がどんな気候でどういった使い方をするかわかりませんし、長期間、安全に使用できるように設計してあると思います。コストの問題も有りますが軽くしたいのであれば、多少の金額の上乗せなら最初から軽量なチタン、アルミ、カーボン等のパーツを付けてくるはずです。

私もチタンパーツは使ってますし、軽量化パーツにアンチなわけではありません。安全性がダウンしないような範囲で軽量化を楽しみましょう😃